錦織圭2015全米後のランキングは?ポイント試算でやっぱり下がる!

 

2015年全米(US)オープンで、まさかの1回戦敗退を喫した錦織圭選手。

 

期待が大きかっただけにファンの失望はもちろんのこと、

昨年の大会で準優勝しているだけにポイントの大幅失効は免れません。

 

とすれば錦織選手の世界ランキングも、現在の世界4位から大幅に下がることが予想されます

 

しかも錦織選手はこのところ故障の影響で出場を見送っている大会も少なくないことから、

昨年に引き続いてのツアーファイナルの出場にも暗雲がたれこめてきました

 

錦織圭6

 

そこで全米オープン後の錦織選手のポイントを試算してみました。

その後の世界ランキングやツアーファイナルの可能性はどうなるのでしょうか?

 

錦織圭の全米オープン後のポイント試算や世界ランキング予想

 

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まずは9/4現在の世界ランクと各選手の保有ポイント数です

 

世界ランク 氏名 ポイント数
1位 ジョコビッチ 14865
2位 フェデラー 9065
3位 マレー 8840
4位 錦織圭 6205
5位 ワウリンカ 5710
6位 ベルディハ 5230
7位 フェレール 3695
8位 ナダル 3680
9位 チリッチ 3550
10位 ラオニッチ 2880

次に全米オープンをはじめとするグランドスラムのステージごとの獲得ポイントです。

 

ステージ 獲得ポイント
優勝 2000
準優勝 1200
ベスト4 720
ベスト8 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

錦織選手は今年の全米オープンは1回戦で敗退したので、

獲得ポイントはわずかに10ポイントです。

 

そして注意すべきが、テニスの獲得ポイントの有効期限は1年間。

錦織選手は昨年の全米オープンで準優勝していますから、

そこで獲得した1200ポイントが大会後に失効します

 

各選手の全米オープン後の獲得ポイントと失効ポイントのまとめは、

次のようになりました。

 

世界ランク 氏名 ポイント数 全米失効P 全米獲得P トータルP
1位 ジョコビッチ 14865 720 14145+?
2位 フェデラー 9065 720 8345+?
3位 マレー 8840 360 8480+?
4位 錦織圭 6205 1200 10 5015
5位 ワウリンカ 5710 360 5350+?
6位 ベルディハ 5230 360 4870+?
7位 フェレール 3695 90 3605+?
8位 ナダル 3680 0 3680+?
9位 チリッチ 3550 2000 1550+?
10位 ラオニッチ 2880 180 2700+?

現在全米オープンは3回戦を迎えますが、錦織選手以外のTOP10選手は

全員3回戦に進出していることから獲得ポイントは90ポイント以上ということになります。

 

錦織選手は大会前の6025ポイントから大幅にポイントが減って、

5015ポイントになることが確定しています。

 

とすれば現時点で世界ランク5位のワウリンカにはポイントで抜かれていますので、

5位以下になることが確定しています。

 

また現在6位のベルディハは、全米オープン3回戦進出で90ポイントの加算が決まり

少なくとも4960ポイントになることは確定しています。

 

錦織選手との差はわずか55ポイントですし、ベルディハの3回戦の相手は

世界ランク31位のガルシアロペス。

 

ベルディハの3回戦の勝利の可能性は高く、これに勝てば計180ポイントの加算となり、

錦織選手を抜きます。

 

恐らくベルディハはガルシアロペスには負けませんので、

錦織選手が世界ランク6位以下になることは濃厚です

 

しかしフェレールナダルは、全米オープンで優勝しなければ

ポイント数で錦織選手を抜くことはできませんし、

 

チリッチラオニッチは全米オープンに優勝しても

錦織選手のポイント数を抜くことはできません。

 

故障明けで全米オープンに臨んでいるフェレールと

本調子ではないナダルが優勝する可能性は低いと言わざるを得ません。

 

そのため錦織選手の全米オープン後の世界ランクは、6位になることが濃厚です。

もちろん、ベルディハが3回戦で敗退すれば5位となります。

 

※追記

ナダルとフェレールはともに3回戦で敗退したので、錦織選手の最新世界ランクは

6位が確定しました

 

ツアーファイナルの出場の可能性は?

 

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ツアーファイナルは、今年の獲得ポイントが多い上位8名のみが出場できる大会です

 

2015年の各選手の獲得ポイントと順位は次のとおりです

(全米オープンのポイントは含まれません)

 

  1. ジョコビッチ 10785
  2. マレー    7190
  3. フェデラー  5525
  4. ワウリンカ  4780
  5. 錦織圭    3755
  6. ベルディハ  3670
  7. ナダル    3625
  8. フェレール  2915
  9. イスナー   2000
  10. ガスケ    1995

13ラオニッチ   1740

21チリッチ    1245

 

上位4名は当確でしょう。残りの椅子は4つですが、錦織選手はこの全米オープン後に

ベルディハとナダルには抜かれそうなので、7位に転落しそうです

 

しかし、8位のフェレールと9位のイスナーのポイント差は

約1000ポイント近くありますので、現時点ではまだ安全圏にいます

 

錦織選手の今後の出場予定試合は次の4試合です(ポイントの低いデビスカップは除く)

 

楽天ジャパンオープン(ATP500)

上海マスターズ(ATP1000)

スイス・インドア(ATP500)

パリバ・マスターズ(ATP1000)

 

ツアーファイナル出場を決めるためには、楽天オープンかスイス・インドアの

500シリーズで少なくとも1勝はしておきたいものです。

 

また、上海やパリバ・マスターズといったツアー1000シリーズでも、

少なくとも準々決勝以上には進出しておきたいところ。

 

故障の影響もあり、このところ精彩を欠いている錦織選手ですが、

今後の巻き返しに期待しましょう!!

 

 
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