全米オープンテニス2015錦織圭の1回戦はくせ者ペール!だが勝てる!
全米オープン(USオープン)テニス2015 ドロー表(トーナメント表)が発表されました。
第4シードが決定している錦織圭選手にとっては、非常にラッキーな組合せとなり、
昨年に続いての上位進出も視野に入ってきました。
錦織選手はジョコビッチ、フェデラー、マレーとは別のブロックとなったばかりか、
同ブロックのTOP10選手はフェレールとチリッチ。
どちらも錦織選手が得意とする選手ですし、いつも試合がもつれるフェレールは
肘の故障で全英オープンからぶっつけ参戦。
錦織選手の左ふくらはぎやでん部の故障箇所の回復状況が気になりますが、
普段の実力を発揮できる状況ならば、準決勝まで進出する可能性は高い組み合わせです。
と言っても、まずは初戦の1回戦です。
錦織選手は前哨戦のウエスタンサザンオープンを故障のためパスしていますから、
まずは初戦を確実に勝って勝負勘やフィーリングを掴みたいところです。
初戦の相手は世界ランク41位のブノア・ペール(フランス)です。
ペールはくせ者で故障明けの初戦の相手としてはちょっと嫌な感じもしますが、
錦織選手は勝てます!!
ペールのプロフィールや錦織選手との対戦成績
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ブノア・ペール(フランス)
1989年5月8日生(26歳)
196cm 80kg 右/両手
世界ランク:41位(最高位24位)
ツアー優勝:1勝(シングルス)
全米OP最高成績:2回戦(2010、12、14)
錦織圭との対戦成績:0勝2敗
ペールはフランスの大型選手。身長を活かした強烈なサービスとバックハンドが武器。
クレーコートをもっとも得意とする選手で、唯一のツアー優勝もクレーの大会です。
過去にはモナコやデルポルトといった格上のプレーヤーにも勝利していますが、
すべてクレーコートの大会。
今季もゴフィンやロブレド、クエバス、フォニーニ、ガルビスらにも勝利していますが、
すべてクレーコートの試合です。
今季のハイライトは、7月のスウェーデンOPでツアー初勝利を挙げたことですが、
上記にもあるようにこちらもクレーの大会です。
とにかくペールはクレーコートに強い選手です。
ペールの錦織圭との対戦成績は?
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【錦織圭との対戦成績】
2013全仏OP ○錦織3-1ペール●
2012パリマスターズ ○錦織2-0ペール●
ペールと錦織選手は過去2回の対戦があり、錦織選手の2戦全勝。
そのうち一度はペールの得意とするクレーでしたし、過去の対戦はすべて
錦織選手がブレイクする2014年以前のもの。
ペールは生粋のクレーコーターではなく、グラスやハードコートでも良績がありますが、
今回の対戦でも錦織選手の圧倒的な優位は揺るぎません。
錦織選手にとってこの1回戦のペール戦は、故障箇所やフィーリングが
どこまで回復しているかといった、言わば自分自身との戦いになりそうです。
この全米オープンではグランドスラム初制覇も狙っていることから、
ペールレベルの選手に苦戦しているわけにはいかないでしょう。
故障明けで久しぶりの5セットマッチですから、今後の対戦を考えて
ここは体力温存のストレートでの勝利といきたいところです。
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