錦織圭のツアーファイナル2016後の最新ランキングは?3位の条件とは?
ツアーファイナル2016に出場している錦織圭選手ですが、
初戦となるワウリンカ戦に完勝したことから、
準決勝進出の可能性も大いに出てきました。
錦織選手も試合後のインタビューで、
「(今シーズンを)3位か4位で終えたい」
と述べたように、虎視眈々と上位進出を狙っています。
しかも世界3位となれば自己最高の世界ランクを更新しますし、
まさに快挙と言えるでしょう。
そんな錦織選手のツアーファイナル2016後の最新世界ランクや
世界3位となる条件をご紹介していきます。
錦織圭のツアーファイナル2016後の最新ランキングは?3位の条件とは?
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まずは11/14日に発表された世界ランクの上位は以下の通りです。
① A・マレー 11,185P
② N・ジョコビッチ 10,780P
③ S・ワウリンカ 5,115P
④ M・ラオニッチ 5,050P
⑤ 錦織圭 4,705P
⑥ G・モンフィス 3,625P
マレーとジョコビッチのポイント数は異次元で、他の選手がたとえ
ツアーファイナルで優勝しても、届くことはありません。
ただし、ツアーファイナルの結果次第では、ジョコビッチが
再び世界1位を奪い返す可能性はあります。
しかし3位のワウリンカから5位の錦織選手まではポイントが拮抗しており、
結果次第では順位に変動が生じます。
そして世界3位にもっとも近いのは実は4位のラオニッチです。
ラオニッチは昨年のツアーファイナルに出場していないことから
失効ポイントがありません。
対して、昨年のワウリンカはラウンドロビンで2勝しているので
400ポイントが失効しますし、錦織選手は1勝分の200ポイントを失います。
そして、ツアーファイナルは各選手ともにすでに試合を消化していますから、
現時点での3位から5位のポイント数は次のようになります。(11/16日付け)
③ラオニッチ 5,250P
④ワウリンカ 5,115P
⑤錦織圭 4,905P
ラウンドロビンで既に2戦戦っているラオニッチはあと200ポイント、
1戦のみワウリンカと錦織選手はラウンドロビンであと400P上積みする
チャンスがあります。
ただしワウリンカは錦織戦の試合を見る限りコンディションがかなり悪く、
今後の試合で白星を挙げることは困難でしょう。
〈世界ランク3位になる条件は?〉
ラオニッチと錦織選手に絞って話を進めると、ラオニッチが残りの
ティエム戦に勝利すれば200ポイントの上積みと準決勝進出が確定します。
そうなると5,450ポイントとなり、錦織選手が仮にラウンドロビンを
3戦全勝したとしても、5,305ポイント止まりとなりますから、
これを抜くためには準決勝で勝利して、400ポイントを上積みしないと
いけません(あくまでもラオニッチが準決勝で敗退することが前提)
錦織選手がラウンドロビンを2勝1敗で通過した場合は、
5,105ポイントとなりますから、この場合も準決勝で勝利しなければ
ラオニッチを抜いて世界3位にはなれません。
一方でラオニッチがティエム戦を落としラウンドロビンで敗退した場合は、
錦織選手がラウンドロビンで3戦全勝するか、準決勝で勝てば
これを抜くことができます。
このように錦織選手が世界ランク3位になる条件をまとめると以下のようになります。
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①
ラオニッチがラウンドロビンで敗退した場合は、錦織選手が
ラウンドロビンで3戦全勝を挙げるか、準決勝で勝利すること。
※追記
ラオニッチが準決勝に進出したため、この条件はなくなりました
②
ラオニッチが準決勝に進出した場合は、ラオニッチが準決勝で敗れて、
なおかつ錦織選手が準決勝で勝利すること。
③
ラオニッチが決勝進出した場合は、錦織選手が優勝すること
上記の条件に当てはまる場合のみ、錦織選手は世界ランク3位となります。
〈世界ランク4位になるためには〉
ワウリンカと錦織選手のポイント差が210ポイントなのが痛いです。
ラウンドロビンでの1勝が200ポイントなので、10ポイント差が
効いてきます。
そのためたとえワウリンカがラウンドロビンで全敗を喫したとしても、
錦織選手はラウンドロビンで3戦全勝となるか、
準決勝で勝利しなければなりません。
ワウリンカがラウンドロビンで1勝でも挙げてしまうと、
錦織選手は準決勝での勝利が必要となります。
いずれにしても、錦織選手が世界ランク3位や4位になるのは、
意外にもハードルは高いです。
しかし現在の錦織選手のコンディションに鑑みれば、
準決勝での勝利も夢ではないはずです。
まずは準決勝進出を確定することが必要ですが、
準決勝での勝利も期待したいですね!
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